Monthly_delivery_HUCOS vol.20 今年も「住宅省エネキャンペーン」がスタート!
国土交通省・経済産業省・環境省の3省連携による住宅の省エネルギー化を支援する補助制度「住宅省エネキャンペーン2025」が今年もスタートしました。長野県の「信州健康ゼロエネ住宅助成金」も今年も予定されています。新築住宅、大掛かりな断熱リフォーム、窓や給湯器の交換等のリフォームまで、快適でかつ環境にもやさしい住まいづくりにぜひ補助金を活用してください。
Monthly_delivery_HUCOS vol.20 今年も「住宅省エネキャンペーン」がスタート!
「住宅省エネ2025キャンペーン」とは?
「住宅省エネキャンペーン」とは、2050年カーボンニュートラル(※)の実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、住宅の断熱性の向上や高効率な給湯器の導入など、住宅の省エネ化を支援するため、2023年に新たに創設された3つの補助事業の総称です。
国土交通省・環境省(子育てグリーン住宅支援事業)、環境省(先進的窓リノベ2025事業)、経済産業省(給湯省エネ2025事業、賃貸集合給湯省エネ2025事業)の3省連携により住宅の省エネ化を促す補助事業で、2025年度の予算総額は、昨年度の4215億円を上回る4480億円というものです。
交付申請受付はこれから始まりますが、工事の着手期間は2024年11月22日以降の工事が対象です。予算上限に達し次第終了となってしまうので、補助金を活用しての新築やリフォームを検討している方はお早めの申請がおすすめです。
※2050年カーボンニュートラルとは?
2020年10月に政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。「排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、植林や森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減と、吸収作用の保全、そしてその強化をする必要があります。2015年にパリ協定が採択され、世界共通の長期目標として、世界が取組を進めており、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げています。
どんな工事が対象?
たくさんの事業がありますが、それぞれどんな工事が対象なのでしょうか?具体的に見ていきます。
①子育てグリーン住宅支援事業
文字通り、子育て世帯(※1)と若者夫婦世帯(※2)が対象の補助金ですが、リフォーム工事の場合はその他の世帯も対象となり、上限60万円/戸の補助を受けることができます。工事の種類は断熱改修や浴槽や水栓、トイレの交換、バリアフリー改修など多岐にわたり、希望の内容を組み合わせて補助金額が5万円以上となる工事が対象です。なお、新築住宅に対する補助は昨年までは上記の子育て世帯(※1)と若者夫婦世帯(※2)のみが対象でしたが、今年度新設された「GX志向型住宅」(「Monthly_delivery_HUCOS vol.18」参照)はすべての世帯が対象です。(※1)申請時点において、18 歳未満子(令和6年4月1日時点)を有する世帯。
(※2)申請時点においていずれかが39歳 以下(令和6年4月1日時点)の夫婦。
ただし、令和7年3月末までに工事着手する場合においては、※1、※2ともに令和5年4月1 日時点の年齢による。
②先進的窓リノベ2025事業
補助額は最大200万円、約2分の1という補助率の高さから昨年度もとても反響の大きかった窓リノベ補助金。「Monthly_delivery_HUCOS vol.1」でもお伝えしたように、窓の性能を上げることは、住宅の省エネ化に直結します。今年度も予算規模は1350億円と大きく、対象工事は既存住宅における「内窓設置・外窓交換・窓ガラス交換・玄関ドア交換」リフォームです。外窓交換は、カバー工法・はつり工法どちらも対象になります。玄関ドア交換工事は、上記の窓工事と同一契約の場合のみ対象です。昨年からの大きな変更点としては、内窓設置に対する補助金が引き下げられた点が挙げられます。このような大きな金額の補助金は今年度が最終という情報もありますので、窓のリフォームを検討中の方はぜひお早めに!
③給湯省エネ2025事業
高効率なエコキュート等への給湯機の導入する際に補助してくれのが、給湯省エネ事業です。家庭のエネルギー消費で給湯機は大きな割合を占めるため、給湯機の高効率化は電気やガス、灯油などのエネルギーコストの上昇にとても効果的です。こちらの補助金も昨年はとても申請が多かったので、早めの工事がおすすめです。一般的にエコキュートなどの給湯器の耐用年数は10〜15年といわれています。もうそろそろかなという方はこの機会に入れ替えてもいいかもしれません。
今年も長野県の補助金「信州健康ゼロエネ住宅助成金」にも注目!
長野県においても、住宅分野における2050ゼロカーボンを実現するため、環境への負荷が少なく、高い断熱性能を有し、県産木材を活用した住宅の新築工事や既存住宅の断熱性能を向上させるリフォーム工事をする際の費用の一部を助成してくれます。2025年度の正式な発表はまだされていませんが、新築、リフォームともに昨年と同じような補助を受けることができそうです。前述の「住宅省エネキャンペーン2025」との併用はできませんので、HUCOSではリフォームの内容によってどちらを活用するか検討し、より有利な補助金の活用をご提案しています。
どの補助金が一番お得? いつまでなら間に合う?
これまでご紹介した各補助金の登録・申請作業は建築会社や工務店等の事業者が行います。国の補助金、そして長野県の補助金でも対象のリフォーム工事が重複している部分もあり、どの補助金がよりお得なのかはしっかり比較する必要があります。新築の場合は太陽光パネルを使用するかどうかなどによっても補助額が大きく異なってきます。補助金によっては、申請額の推移(あとどのくらいの予算が残っているのか)がわかるようにもなっていますので、ぜひ参考にしてください。環境にやさしく、そしてより快適な住まいへ、ぜひ補助金を上手に活用していただきたいと思います。
断熱リフォームで快適に!HUCOSでの補助金活用事例をご紹介します
HUCOSでの補助金活用の事例(2024年度)
①子育てエコホーム支援事業(2025年度は子育てグリーン住宅支援事業)・先進的窓リノベ事業
LDKの床、壁、天井の断熱リフォームと5箇所の内窓設置を行いました。
②信州健康ゼロエネ住宅助成金(ZEH化リフォーム)
鉄骨造の大空間を活かし、建物の内側に木造の家を造りました。
③信州健康ゼロエネ住宅助成金(新築)
県産材も活用した長期優良認定住宅