Monthly_delivery_HUCOS vol.30 「住宅省エネキャンペーン」2026年度も継続決定
住宅の省エネ化を目的として国が推進している大型の補助金事業「住宅省エネ2026キャンペーン」がスタートします。過去3年よりも若干予算規模が縮小しましたが、今回も窓等の断熱改修、給湯器の交換、そして新築住宅にも活用できる補助金についてお伝えします。
Monthly_delivery_HUCOS vol.30 「住宅省エネキャンペーン」2026年度も継続決定

「住宅省エネキャンペーン」とは?
「住宅省エネキャンペーン」は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネルギー化を強力に推進するために国が創設した大型補助制度の総称です。住宅の断熱性向上や高効率給湯器の導入など、住まいの省エネ化を支援することを目的とし、国土交通省・環境省・経済産業省の3省連携で実施されています。
2026年度(令和7年度補正予算)も継続され、補助事業を構成する各予算は以下の通り大枠が決定しています。
・みらいエコ住宅2026事業:約2,050億円(新築・リフォームの省エネ化)
・先進的窓リノベ2026事業:約1,125億円(断熱窓リフォーム)
・給湯省エネ2026事業:約570億円(高効率給湯器導入)
・賃貸集合給湯省エネ2026事業:約35億円(集合住宅向け給湯支援)
昨年度の予算(4480億円)よりも減額とはなりましたが、総額 3,780億円規模 として予算措置されています(補正予算案ベース)。もともとは2023年にスタートし、今年で継続実施4年目。制度は毎年見直されながら、より“性能重視”の内容へと進化しています。

補助金額は?
各補助金額の上限は以下のようになっています。昨年と比べると「先進的窓リノベ事業」の上限額が引き下げられましたが、それでも大きな補助額となっています。
・先進的窓リノベ2026 :100万円/戸
・みらいエコ住宅(新築):125万円/戸
・みらいエコ住宅(リフォーム) :100万円/戸
・給湯省エネ2026 :約5〜17万円/台
なお、住宅省エネキャンペーンでは 複数制度を組み合わせて使うことが可能です。
たとえば、
✔ 窓リノベ(最大100万円)
✔ みらいエコ住宅(リフォーム枠 100万円)
✔ 給湯省エネ(約10〜17万円)
を同一住宅で同時に実施すると、合計で200万円超の補助効果も可能です。ただし、各制度それぞれに対象条件(省エネ性能・製品性能など)があるため、 合算額がそのまま確定額になるわけではありません。個別の条件確認が必須です。
工事のタイミングはいつがいい?
「補助金が使えるなら、やってみたい」そう思ったときに一番気になるのが、“いつ工事をすれば対象になるのか” ではないでしょうか。補助金の申請開始は2026年3月下旬の予定とされていますが、2025年11月28日以降に着手した工事は、補助金対象になります。そして補助金申請の締め切りは、予算上限到達まで(最長2026年12月末目安)となっています。予算は 先着順(早い者勝ち) なので、早期の着手・申請準備が重要です。
工事内容別のおすすめのタイミングはこのようになります。
◼️窓リフォームを考えている方
(おすすめスケジュール)
3月:相談・現地調査
3月下旬:申請受付開始
4〜6月:工事・申請
内窓設置や窓交換などの工事は、毎年とても人気が高い補助メニューなので、遅くとも6月頃までの着工が安心です。「寒くなる前に…」と秋まで待つと、予算終了の可能性が高くなります。
◼️給湯器(エコキュートなど)の交換
(おすすめスケジュール)
3月:機種選定・見積
3月下旬以降:工事・申請
給湯器は「壊れてから交換」だと、補助金に間に合わないケースもありますので、壊れる前の春〜初夏がベストタイミングです。
◼️断熱リフォーム
断熱工事は、打合せや準備に時間がかかります。
おすすめスケジュール
1〜4月:設計・仕様決定
5〜8月:工事
断熱工事は、打合せや準備に時間がかかります。夏までに着工できると安心です。
◼️新築住宅を検討中の方
新築の場合、「建て始めてから補助金を考える」では遅くなります。大切なポイントは設計段階で省エネ基準を満たしていることです。着工はできれば2026年夏まで、 設計契約の時点で補助金を前提にすることが重要となってきます。
いずれにしても、補助金は「年度末まで使える制度」ではありません。
✔ 早めの相談
✔ 夏までの着工
✔ 予算終了前の申請
「まだ先かな?」と思っている段階でも、お早めのご相談をぜひお気軽にお寄せください。
「信州省エネ家電購入応援キャンペーン」もあります!
長野県でも省エネ性能の高い家電等の購入を支援する「信州省エネ家電応援キャンペーン」事業を実施しています。2022年にスタートし、今回がその第三弾。家庭のエネルギー費用負担の軽減、省エネ性能の高い家電の普及促進、そして温室効果ガス削減(ゼロカーボン推進)を目的とし、対象家電を購入した県民にポイント等を交付する支援制度です。長野県民の個人が対象で、手続きも比較的簡単です。
対象品目と気になるキャッシュレスポイントはいくら?
対象商品ですが、家庭内の電力消費割合で上位を占める、「エアコン」、「冷蔵庫」、「照明器具」、「給湯器」、そして「テレビ」の5つの家電商品です。家電の品目や能力・サイズによって、もらえるポイントは異なりますが、給湯器(電気温水機器)だと8万円分のキャッシュレスポイントを受け取ることができます。キャッシュレスポイントは複数に分けることはできないので、自分の使いやすいポイントを選んでください。またキャッシュレスポイントは使ってないという方には、QUOカード、JCB ギフトカード等の商品券を選択することも可能です。第二弾との違いとして、給湯器の対象商品にガス温水機器、石油温水機器、ハイブリッド給湯器が加わったので、より使いやすくなりました。



地域協力店で対象製品を購入するとポイントが2倍に!
テレビや冷蔵庫などの買い替えはもちろんですが、リフォームやリノベーションに伴う給湯器やエアコンの交換にもぜひご活用ください。また、新築時にも適用になります。対象店舗は通常店と地域協力店とあり、地域協力店で対象商品を購入して、うちエコ診断(Web版)を実施するともらえるポイントが2倍になります。もちろん、HUCOSも地域協力店に登録していますので、省エネ家電のご購入をご検討の方はお気軽にご相談ください。購入対象期間は、2026年3月27日(金)~2027年1月31日(日)まで。キャンペーンは予算の上限に達し次第、予定より早期に終了する場合がありますのでご注意ください。