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REPORT
マンスリーデリバリー

Monthly_delivery _HUCOS vol.1「まずは窓から。断熱リフォームのススメ」

今月より新しいコンテンツ「 Monthly_delivery_HUCOS」がスタートします。

「HUCOSの家」にお住まいの方々に役立つ住まいのお手入れのポイントや、これから家づくりを考えているお客様にお伝えしたいHUCOSの家づくりのこだわり、また助成金の活用方法などを、月に1回のペースでお届けしていきます。


第1回目は 「まずは窓から。断熱リフォームのススメ」

 

窓から入る熱、窓から逃げる熱


いよいよ暑さ厳しい夏がやってきます。夏に冷房した住宅に外から入ってくる熱は、窓を通してが70%以上とも言われています。一方、冬は暖房した室内の熱の約半分が窓から逃げていきます。一番の弱点である窓の断熱性能を上げることで、快適な室温で暮らせるようになり、冷暖房が効きやすいため光熱費も節約できます。

 


「先進的窓リノベ事業」の活用がお得です!


2023年に新たに始まった「先進的窓リノベ事業」は予算1,000億円、工事費用の実に40%〜50%が還元され、一戸あたりの上限補助額200万円と、過去に例が無いほどの補助金額となっています。HUCOSの高性能住宅を建てられた方には関係ないようなお話ではありますが、例えばご実家の窓リフォームをしたりとか、あるいは古いHUCOSオーナーさんで、アルミ樹脂複合サッシ時代のお客様にはぜひご検討いただきたいと思います。

今回の窓リノベ補助金の特徴として、性能の良い窓にすれば、より補助金を受け取れるということがいえます。
補助金の対象としては、
・内窓の設置
・既存窓の交換
・ガラス交換
と窓の改修方法は網羅されております。

また窓の大きさと性能で補助金額が異なります。(YKK APのウェブサイトより)

 

HUCOSでの実例紹介


今年6月に施工したHUCOSオーナーさんのご実家のリフォーム工事をご紹介します。
窓リフォームの内訳は以下の通りです。
・外窓交換(大)×3箇所/124,000円(グレード:S、大きさ区分:大)×3=372,000円
・外窓交換(小)×4箇所/  62,000円(グレード:S、大きさ区分:小)×4=248,000円
・内窓設置(大)×1箇所/  84,000円(グレード:S、 大きさ区分:大)×1=   84,000円
※今回は外窓にはLIXILの「EW」(トリプルガラス仕様)、内窓には同じくLIXILの「インプラス」を採用

加えて、「先進的窓リノベ事業」と併用できる「こどもエコすまい支援事業」も活用し、縁側部分の床断熱、トイレ交換(節水型トイレ)も合わせると、合計77万円の補助金を受けることができました。
本格的な暑さはこれからですが、今シーズンはまだエアコンの電源を入れることなく、涼しく快適にお過ごしいただいているようです。

 
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「こどもエコすまい支援事業」はリフォームでも使える?


名前を見ると、子育て世代しか対象ではないように感じますが、リフォームの場合はべての世帯が対象となる「こどもエコすまい支援事業」。住宅の断熱改修をメインに、浴室リフォーム、キッチンリフォーム、給湯器の交換など幅広く活用でき、原則1戸あたり30万円が補助上限となっています。
※新築住宅の場合は「子育て世帯(19歳以下の子)」または「若者夫婦世帯(いずれかが41歳以下)」という条件があります。

先ほども書きましたが、「先進的窓リノベ事業」と併用できるので、HUCOSではトータルでお得になる補助金の活用をご提案しています。ただ、いずれも予算上限がせまっていますので、ぜひお早めにご検討ください。


新築の場合は、「信州健康ゼロエネ住宅支援金」がおすすめ


「こどもエコすまい支援事業」を活用し新築した際の補助額は定額の100万円(求められる住宅性能はZEH基準)ですが、住宅の性能の区分によっては、その金額を上回る補助(上限200万円)を受けられるのが、長野県の補助金「信州健康ゼロエネ住宅支援金」です。

ここでいう区分ですが、以下の外皮性能の基準でわけられています。
・最低基準  UA値 0.5 W/(m²K)以下
・推奨基準  UA値 0.34 W/(m²K)以下
・先導基準  UA値 0.23 W/(m²K)以下
※上記はいずれも4地域(長野市、千曲市、須坂市等)の値
要求されている外皮性能は、国の断熱等級とほぼ連動しています。最低基準=等級5、推奨基準=等級6、先導基準=等級7です。この等級5から等級7は2022年に新設されたばかりの上位等級で、等級6は「HEAT20」G2グレード相当、等級7は「HEAT20」G3グレード相当ととても高性能な住宅です。(最低基準もZEH基準以上の外皮性能が必要なため、長野県の求めている住宅性能の高さをうかがえます)
HUCOSの住宅は「HEAT20」G2グレードを標準としているので、最低でも110万円の助成を受けることができ、前述の「こどもエコすまい支援事業」を上回ります。また、この「信州健康ゼロエネ住宅支援金」ではリフォームの場合でも、断熱性能を一定以上にアップすることによって最大100万円の補助を受けることができます。

お客様にあった補助金・助成金をご紹介します


気候変動が著しい現代において、住宅においても「エネルギーをなるべく使わないこと」がとても重要です。住宅の断熱性を高めれば、夏冬の冷暖房の光熱費が削減できるだけでなく、家全体の温度差が少なくなってきます。24時間の中での温度差、また家の場所の違いでの温度差が少なくなることで、身体への負担が減り、さまざまな病気の有病率が下げられることがわかっています。
これまで見てきたように、国も長野県も住宅の高断熱化を後押しする制度が昨年から本格的に始動してきました。またHUCOSでは「地域型住宅グリーン化事業」の採択を受けることができた物件も現在二棟建築中です(8月、9月に見学会開催予定です!)。リフォームやリノベーション、そして新築も、ぜひこのような制度を有効に活用していただき、快適な家づくりをしていただければと思います。

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