HUCOSの事務所改装のお話
2月中旬より進めていたHUCOSの事務所の改装(リノベーション)が3月下旬に完成し
残るは家具の搬入を待っている状態です。
どのような改装を行ったか見てみましょう。
まず、今回のプロジェクトで会社としての要望をまとめてみました。
要望
①客様との打合せ室(ショールーム)を造る
②キッズルームが欲しい
③会議も行えるようにしたい
④断熱気密改修をし、省エネに配慮したい
⑤冬暖かく・夏涼しくしたい。
⑥カタログやサンプルを仕舞える書庫が欲しい
⑦スタッフが増えてもいいように、デスクが置ける部屋がほしい
⑧既存の使えるラックやデスクは可能な限り使いたい
以上8点の要望を叶える為に計画が始まりました。
解体費が出来るだけ掛からないように、間仕切り(壁)を残し、サッシもそのまま使います。
解体費は後々なにも生まれないのですから。
コンセプトを取入れ完成したのが、この部屋です。
居心地のよい空間を演出したかったので、古材を使い懐かしさや緊張感を外し、土壁(シラス)と無垢のテーブル(モンキーポッド)で柔らかな動きをもたらし、間接照明で陰影を出します。
ゆらぎを出してあげる事で居心地のよい空間が生まれます。
規則正しいパリッとした空間は緊張感が出て長時間居るには疲れてしまいますよね。
そんな意図があるのです。
では、工事中の写真を少しご紹介します。
こちらは工事前のBefore写真です。
昔ながらのよくある事務所と言った感じでしょうか。
解体が終わり、大工さんが入り木工事のスタートです。
省エネに必要な断熱工事です。
断熱工事は職人さんの施工精度がとても重要です。
我々は高気密・高断熱住宅を初めて20年以上の経験がありますので、色々なノウハウを持ち合わせています。
床・壁・天井の断熱を効率良く施します。
写真では分かりにくいかもしれませんが、気密処理もバッチリです。
もうじき完成!
大工さんは最初から最後まで工事に携わります。
完成しました!!
PSのHR-C完備ですので、冷暖房快適に行ないます。
風もないし、音もない。快適な冷暖房器具です。
キッズルームにはロフトとトンネルを設けベンチも造りました。
こちらの床と壁は唐松で仕上げております。
当社ではお馴染みのレッドシダーやナラ材を使い仕上げました。
このショールームは真夏や真冬に是非体感して頂きたいと思いますので、そんな日におでかけください!
気軽にお立ち寄り頂ければ幸いです。
では、皆様のご来場心よりお待ちしております。
尚、椅子は7月下旬には揃いますので、それまでは仮の事務椅子になりますがご了承ください(汗)
斉藤洋一