限りなく温度差の少ない家とは?
先日完成した “小さく建ててのびのび暮らす” をコンセプトとしたHUCOSの小さな家の第3弾。
小さく建てることはいろんな意味からもメリットがありますが、特にこれからの季節に体感できるのが、
家の中で温度差をほとんど感じないということ!
「玄関やお風呂場がとにかく寒い」、「窓の近くがひんやりする」というようなお声をよく聞きますが、間取りを工夫し、
断熱・気密性能を良くすることで、家中どこもでのびのびと暮らせる!そんな環境にすることができます。
ここで、実際の数値をご紹介!
とても冷え込んだ先週末、外の気温は0℃近くまで下がりましたが、家の中の表面温度はご覧の通り。
表面温度を計測できる赤外線サーモグラフィカメラで撮影しました。
※範囲内の一番温度の低いポイントが青マーク、高いポイントが赤マーク、1・2・3は任意のポイント
室内温度は、パネルヒーターの暖房によって、22〜23℃になっていましたが、
壁や床、窓のガラス面、そして窓枠部分の表面温度も20℃から23℃前後の表示になっています。
つまり、壁などの表面温度と室温との温度差がほとんどなく、温度計の表示通りの体感となり、
とても快適な空間となっています!
一方、住宅の断熱性能が低いと、壁や床の表面温度が当然低くなり、体感温度は室温よりも低く
(つまり寒く)感じてしまいます。
断熱性能、そして気密性能を強化することで、体感温度を上げ、より快適な空間に!
かつそれをより少ないエネルギーで、となるとやっぱり「小さな家」はさらに有利ですね!
さて、今回の「HUCOSの小さな家」の内部を少しご紹介!
まずは、杉の無垢の板とステンレスの造作キッチン。後ろの収納棚もオリジナルです。
続いて、2階の子供部屋は左右対称に同じお部屋が二つ。造り付けのベッドで空間をうまく活用しました。
各部屋3畳ほどのスペースですが、必要十分な広さです。
最後にセカンドリビングとも言える2階のフリースペース。
パネルヒーターは空間を緩やかに仕切ってくれる間仕切りにもなります。
近日中に施工事例として他の写真もアップしますので、お楽しみに!