ここ最近は、雨の日もありますが、晴れた日は暑すぎず、運動会や登山に行楽に良い季節になってきましたね。

2年前、友人に誘われて入った飯縄岳友会では、今年も山道整備を行い、私もビーバー（草を刈り払う機械）を持って飯縄山の山頂まで草刈りを行いました。

私は、初めて山道整備に参加する前は「登山道は何もしなくても沢山の人が同じ所を歩いているから草が生えていない」と簡単に考えていました。もちろんその様な場所もありますが、飯縄山に登る道としてはマイナーな、いいづなリゾートスキー場から登るルートである原田新道と山頂から縦走できる霊仙寺山までの登山道では、草や笹が生い茂っていたり、倒木していたりと、整備が必要な山道もあります。

今回はその2つの登山道を15人で2グループに分かれて整備を行いました。

山道は川や綺麗な森の中を歩く気持ちの良い所があったり、ビーバーを担いで登るには体力的にキツイ斜面の続く坂道があったり、困難だらけでありましたが、なんとか山頂にたどり着きました。

山頂に着くと、登山客も沢山いて、ビーバーやチェーンソーを持って登ってきている私たちがいたり、トレイルランで走って山を登る人がいたり、趣味で機械を持ってきて山頂の座標を計測したり、様々な目的で標高1917ｍの場所に集まっていている風景を見ると、山道整備の大切さを身に染みて感じました。

全身筋肉痛になりながら山から下りてきましたが、達成感もその分あるこの活動を続けていければと思います。

中澤