北海道の住宅2日目
一日目の北海道はPSさんの工場見学の後、北海道の美味しい料理を堪能w
次の日に響かない様にお酒は程々に・・・・
さて、2日目のスタートです。
2日目の最初に向かったのは「LEAF to Home HOKKAIDO」
日中使われる電気は自動車のリーフに貯めた電気を使い生活するという発想。
充電無しで2日分の電気をリーフに貯めておけるので、災害時などの避難所としても活躍
細部の納まりもとてもキレイでとても参考になりました。
そして、北海道ならでは?!長野でも使える窓の冷気をシャットアウトする工夫
それがこちら
床にヒーターを入れ、冷気が入る隙間とその手前がヒーターの空間
板によって仕切り、冷気を確実にこの隙間に落とし込み、空気を温めるという方法
これによって、北海道でも大きな掃き出しの窓を採用できるとか。
いやー、工夫ですね。長野でも有ると無しとでは、室内の環境が大きく変わりそうです。
勉強になりました。
その後
LEAF to Home HOKKAIDOの運営会社でもある「S・建築製作所株式会社」さんの施工中の現場を見学させて頂きました。
社長さんの自宅兼事務所で尚且つ2世帯住宅ということで複雑な住まい環境ですがとてもまとまった住宅でした。
デザインもよく、遊び心が溢れる素敵な家です。
工事中ということもあり、エントランス前での集合写真をw
午後の見学現場に行く前に北海道のスープカレーを頂きました。
「ラマイ」というお店に連れて行って頂いたのですが、とても美味しくてついつい食べ過ぎてしまいました。。(夜までお腹がいっぱいでした)
人気のお店なので、並ぶとは思いますが、北海道に行ってスープカレーという人は本当にお勧めです!
ただし、ボリュームが多いのでライスは少ないので十分かと思いますw
お腹がパンパンの我々は最後の現場へ向かいます。
個人のお宅なので控えめにご紹介致しますがこれがまた、とても良い住宅でした。
間取りのサイズ感・レイアウトデザイン・インテリアに到るところまで私好み!
ブロック造の2階建ての建物に増築して(上に)4階建てにしたという、長野ではあまり実例が無いのではないでしょうか。
築後10年以上経つ住宅でもとても味わいが増していい感じでした。
リビングにあるこの薪ストーブで温水を造り、PSの中を循環させます(他にも熱源はありますが)
薪ストーブの熱を無駄なく使うデザインです。
造作のキッチンもすっきりしていてとても良かったです。
造作ならではのレイアウトでした。我々も造作のキッチン造りますので、ご用命くださいw
ダイニングにとてもミニマムな螺旋階段があり、増築の階数では2階(実際には4階)へと登ります。
この低い天井部分はちょうど当社でもデザインする2メートル10センチの天井高
国は違えど、心地の良い天井高は共通なんだな〜っと実感w
キッチンの面材は突板です。(何の突板だろう・・センかな・・)
建具の写真です。
この穴に指を入れて開閉するので取っ手はありませんでしたw
敷居です。
こんなにもシンプルな敷居気になりますw
とても満足で満腹な2日目の北海道住宅の見学でした。
この見学から色々学び、取り入れたい事も沢山有ります。
建築の勉強は終わりはありません。経験して体感して、吸収してもっともっと良い家を追求する事が
我々の行く道です。
さーて、いい家造ろーっとw
長々お書きいたしましたがご閲覧頂き、有難うございました!
斉藤 洋一