こちらをご覧ください。

ギリシャのパルテノン神殿を1995年に神戸で起きた阪神大震災の揺れで揺らしてみたら、というシュミレーションです。

この動画で用いられているソフトは京都大学の中川貴文先生が自身で開発された倒壊解析ソフトウェアです。

大地震時の損傷状況や倒壊過程をシュミレート出来ます。

でも率直に　実際は違うんじゃない？　と思ってしまったのですが、たくさんの実験と解析を経て、精度の高い解析を行うことができたんだそうです。すんごい！！

こちらは同じ間取りの家でも耐震性の弱い、強いで比較できる興味深い動画です。

地震の揺れによっては基準法に満たない場合でも耐えることもできますし、基準法を満たしていても倒壊してしまうこともありますが、概ね耐震等級３であれば人命を失うことなく、また被害も少なく住み続けられるということが言えそうです。

またこのソフトのいいところは力のかかるところ（被害が出るところ）を赤く示してくれるのでこれから建てる方に対して前もって被害のないように設計ができるということです。

今までは構造計算によって担保されていた耐震等級ですが、見える化できることによってさらに安心を持てるようになるのではないでしょうか。

まだ私のかじった知識ではこのソフトを操れそうにないのですが、早い段階で運用していけたらいいなと思いました。

さてさて、なぜパルテノン神殿が倒壊しないのか？　ですが、

長―く見える柱が実はこのような形（ドラム）の積み重ねであり、ひとつひとつが揺れに対して柔らかく動くことができるからエネルギーを吸収できてしまうみたいです！

いつかギリシャに行って本物を見てみたい！

会社の研修旅行で行けたらいいな～。　←アピール　笑

小野　佳子