もうすぐ「大寒」
新しい年となり早2週間、二十四節気の最後「大寒」をまもなく迎え、一年で今が一番寒い時期ですね。
(大寒は今年は1月20日から2月3日。その2月3日が節分で、翌日4日から二十四節気のはじまりの立春)
今朝は少し寒さが緩みましたが、昨日の最低気温は上田市菅平で全国観測地ランキングで1位の−21.6℃!
長野市も−5.9℃まで下がりました。しばらくは例年よりも少し気温が高く推移しそうですが、それでもやっぱり寒い時期は寒いです。。
家の中で寒い場所となると、一般的には、居室以外の廊下や玄関、脱衣所やトイレなど。特に脱衣所・浴室ではヒートショックが心配です。入浴中に何らかのアクシデントが起きて命を落とす人の数は、年間に約1万9000人と推計され、その原因の多くがヒートショックだといわれています。
(HUCOSの家は、断熱・気密にこだわっているので、家中どこでも均一に近い温度環境になります!)
そのヒートショックですが、このイラストのように、大きな気温の変化によって血圧が急激に上下し、脳内出血や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす危険性が高まります。
暖かいリビング → 寒い脱衣室で裸になる → さらに寒い浴室 → 熱い湯船に入る
この青い文字の部分を解消し、温度差をなくすことが大切です。
さて、前置きが長くなりましたが、そこでおすすめなのが、狭いスペースにも設置可能なパネルヒーター!
当社では家全体の暖房として、新築、リノベ問わず、PS社のパネルヒーターを採用することが多いのですが(その場合は床下等に配管し、温水を各パネルヒーターを循環させて家の中全体にやわらかな暖かさを作ってくれます)、配管工事不要で、コンセントと壁のスペースさえあれば設置可能なタイプもあり、後付けができるのでおすすめです。
また、暖房器具としてだけではなく、バスタオルやバスマットなどのタオルウォーマーとしても活躍してくれます。
冬は居室との温度差解消に、春と秋は肌寒い朝晩の水回りを暖かく、そして梅雨・秋雨の時期には室内をドライに保ち、シャワーを浴びる回数が増える夏はいつでもサラサラのタオルを、と一台で年中活躍してくれるのもおすすめのポイント!
そして機器自体を選ぶ楽しさもあります。デザイン・形状、そして大きさは数タイプの中から選べて、カラーはなんと50種類以上の中からチョイス可能です(指定色でのオーダーも可能)。見た目の良さはやっぱり重要ですよね!
※当社での施工事例
先日築20年ほどのOBのお客様のお宅の洗面脱衣室に、PS社の「HR-E TSNE090」を設置させていただきました。壁紙の下は石膏ボードのため、ビスが効かないので、今回は間柱間に下地の材木を入れて、そこに金具をビス止めし、本体を掛けて固定しました。
※施工前と施工後です。今回は壁紙の色ともなじむ色をチョイス(カラー/P006 クリーム2)
本体価格(定価)は、デザイン、大きさ、タイプによって異なりますが、12万円から20万円ほど(設置費用別)、そして気になるランニングコスト(電気代)は、1日あたり100円前後(消費電力600W、サーモスタット稼働、1日8時間目安の場合)なので、例えば冬の4ヶ月と6月と9月の雨の多い時期の約6ヶ月間、毎日使用したとしても年間の電気代が20000円前後であれば、アリではないでしょうか?通常、表面温度は30℃~45℃ですので短時間の接触ではやけどの心配はなく、また故障等のトラブルが非常に少ない製品なので、半永久的に使えるというのも○!
基本的には全てオーダーメイドのため、納期は3〜4週間が目安となります。HUCOSにて設置・施工を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください!
佐藤