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蓄熱する
パッシブデザイン

厳格な基準、パッシブハウス(Passive House)とは

パッシブハウス(Passive House)とは英語の「パッシブ(Passive)」は、「受け身」や「自然にまかせる」という意味。つまり「パッシブハウス」は、自然にまかせて快適さをつくりだす家なんです。
ドイツの「パッシブハウス研究所(PHI)」が定める世界基準の超高性能住宅で厳密な数値基準や設計段階から専用ソフト(PHPP)を用いた性能計算・認定制度をクリアした建物のことを言います。
日本の一般的な新築住宅と比べると性能値2〜3倍。
2024年現在日本においてパッシブハウス認定を受けた建物は約100棟前後存在すると見られており、近年は増加傾向です。
HUCOSでも「自然にませる家づくり」に共感し開発をスタートしました。

自由であることを大切に、自然のチカラで
快適な住まいを追求したい

なぜHUCOSはパッシブハウスではなく、パッシブデザインハウス(Passive Design House)としたかと言うと「ある程度自由であること」も大切だと思ったからです。自然素材を多く使い、なるべくプラスチック素材を使わずに住宅性能を上げることを目指しています。
機械エネルギーをなるべく使わず、日射取得や蓄熱など工夫した家作りをしますが、敷地の条件により日射確保が難しい場合も敷地の魅力に柔軟に対応できるよう、厳密な基準を設けているパッシブハウスではなく、考え方、設計理念を受け継いだ私たちが最善だと思うパッシブデザインハウスをご提供させていただきます。

写真のコンセプトハウスでは真南にレイアウトしてます
敷地に対して平行じゃなくなったとしても南に向けて建てることをおすすめします。
タテログは見た目も美しく、
断熱性、蓄熱性にも優れた構造材

無垢材パネルを縦に組み上げる独自の工法で、高い構造強度と断熱性能を兼ね備えています。壁そのものが断熱層となり、断熱等級7相当の性能も実現可能。木の質感と快適な室内環境を両立する次世代の木造構法です。

国産のスギやヒノキを使用
120mm厚で断熱性もある
モイス天然鉱物配合の壁とパネルログの表し
構造材として信頼度が高い
提供:タテログ推進協議会/耐火試験/耐火試験
提供:タテログ推進協議会/強度試験
動画を見る
自然のチカラを借りる蓄熱システム

床や壁などに熱を蓄え、時間差で放熱・吸熱することで室温を安定させる仕組みです。昼間に蓄えた熱を夜間に放出するなど、外気の影響を緩和し快適な温熱環境を維持。冷暖房の効率を高め、省エネにもつながるパッシブな空調手法です。

厚さ約100mmの地域の土を使った蓄熱体
土の蓄熱ドーム
動画を見る 信州松代産「柴石」100mm厚の蓄熱体
小さく建てて
のびのび暮らす

タテログを使えば、木のぬくもりに包まれた高性能な住まいをコンパクトに実現できます。断熱性に優れた構法だからこそ、エネルギー消費も少なく一年中快適に過ごせ、自然と調和したのびのびとした暮らしが叶います。省エネで環境にもやさしく、心地よさと機能性を兼ね備えた新しい住まいのかたちです。

小さく建てることで建築コストを抑えられ、メンテナンスや税金・保険料といった維持管理費も抑えられるため、経済的にも負担の少ない住まいが実現します。

間取りデザインも工夫する

タテログ構法は壁自体に構造強度と断熱性を持たせているため、柱や梁に依存しない自由な間取り設計が可能です。大空間や吹き抜け、可変性のある間仕切りも実現しやすく、限られた面積でも開放感のある住まいがつくれます。また、木の質感を活かした内装がそのまま仕上げ材となるため、空間の一体感やコスト削減にもつながります。コンパクトながら豊かな空間構成ができるのが、パネルログの大きな魅力です。