Introduction

空き家とリノベーション

空き家率世界1位の日本
地域のストックに目を向ける

日本は、世界でもトップの空き家率13.8%を記録しており、人口が減少しているにもかかわらず、住宅戸数は増え続け、6,502万戸に達しています。(2023年時点)2018年からの5年間で、住宅戸数は4.2%(約261万戸)増加しました。空き家は約900万戸にのぼり、中でも長野県は空き家率が約20%と高く、5戸に1戸は空き家という現状です。
背景には少子高齢化、人口減少、相続問題、ライフスタイルの変化などがあり、それらを「負債」とみるか「資産」とみるかで、課題の捉え方が変わります。
また、日本ではリフォーム需要が欧州に比べて低く、新築文化が根付いていることも影響しています。私たちは、地域のストックにも大きな可能性があると考えています。

日本の総住宅数・空き家数、空き家率の実績と予測/住宅投資に占めるリフォームの国際比率 図1 : 出典:令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 /
予測値:NRI・空き家数と空き家率(2028~2043年の予測)から作成
図2 : 出典:国土交通省「中古住宅流通・リフォーム市場の現状」
価値のあるリノベーション

私たちはこれまで多くのリノベーションやリフォームを手がけてきました。その中で、古い建物を長く使い続けることの大切さと魅力を実感しています。
古民家や倉庫、在来工法の住宅など、それぞれの建物が持つ良さを見つけ、暮らしての生活をイメージしながら、丁寧に造り替えを行っています。
新築かリノベーションかを価格だけで判断するのではなく、「残したい風景」であるかどうかを大切にしています。

HUCOSのリノベーションOPEN HOUSE(築130年の古民家をリノベーション)